さんたのお中元

Unityでのゲーム開発について主に書いていきます

コードガールこれくしょんやってみました

ITエンジニア向け転職サイトpaizaは自分のコーディングスキルを鍛えながら就職活動も行えるエンジニアにとって一石二鳥のサイトです。

そのpaizaで今日、「コードガールこれくしょん」というブラウザゲームが公開されました。

このゲームでは出題されるプログラミングの問題を解くことでステージを進めていきます。

そのためゲーム感覚で楽しみながらプログラムを覚えることができるようになっています。

 

今日軽く遊んでみて、いいなあと思った点をまとめてみました。

 

  • プログラミングに集中できるように要素を削ってある

このゲームには一般的なソーシャルゲーム同様、ガチャとキャラクターが用意されています。(まあタイトルからも瞭然ですね)

しかしこのキャラクターたちはほとんどステージの攻略に関わってきません。

あくまで攻略に必要なのは自分自身のプログラミングスキルです。

一応各キャラクターに攻略に役立つ「スキル」が存在しますが、効果を発揮するのは1人だけです。

また、レベルや攻撃力といったパラメーターも存在しないので、成長させる手間もありません。

「手間」と書きましたが、僕はこういったカード型ソーシャルゲームのカード合成なんかがめちゃくちゃめんどくさく感じる性質です。

それがないのは個人的にもありがたいですし、開発側のプレイヤーをプログラミングに集中させるための狙いも伺えるのかなとも思います。

じゃあガチャとキャラクター要らないのでは?という意見ももっともですが、ゲームを進めることでキャラクターをコンプリートできるというモチベーションになっているので必要です。

あと、問題を解いたあとに余計な演出が入らずどんどん次の問題に進めるのもいいと思います。

 

  • 全体の雰囲気がゆるく、肩の力を抜いて遊べる

これはpaizaというサイト全体に言えることではあります。

柔らかい色使いとUI、ゆるく可愛らしいキャラクターによってプログラムに対する間口を大きく広げようとしています。

もしプログラムを学ぼうと思ったサイトの背景が真っ黒で、サイバーな雰囲気のUIだったらどうでしょうか?

出迎えてくれるマスコットが眼鏡をかけ、スーツ(もしくは白衣)をきちっと着ていたらどうでしょうか?
僕ならうっ・・・となって踵を返します(笑)
そういえばこのゲームでいまのところ眼鏡をかけたキャラに出会っていません(笑)


この配慮には、プログラマーに付きまとう「頭脳労働」であり「辛い仕事」だという偏見、先入観を払拭しようという狙いがあるのではないかと思います。
paizaはプログラミングはゲーム感覚で遊びながら楽しくやろう!というスタンスを前面に押し出しています。
これによって特に中高生にもとっつきやすいデザインになっていると感じます。
プログラミングのイメージを覆すことに挑戦していることが素晴らしいと思います。
このデザインのおかげで「プログラムの学習」でありながら、気楽に楽しくプレイすることができるようになっています。

 

ここまでこのゲームの優れているところを述べてきました。
いまのところガルこれではPHPRubyの学習が行えるようになっています。
僕もちょうどRubyの勉強をしておきたいと思っていたので、渡りに船と思い進めています。

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Stage5まで行きましたが、今のところそんなに問題内容は変わっていません。
これから徐々に本格的な問題も出てくると思うので、楽しみながら進めていこうと思います。